地域の女の子の
希望の光に
ケニアのナンシーさん
「女の子は、学校に行かずに、早く結婚しなさい」そんな地域で育ったけれど、国で一番の大学・ナイロビ大学で修士号を取り、開発援助の仕事で世界中の子どもを救っているナンシーさん。今や、地域の女の子のロールモデルです。
詳しく見る(2020.07.21)
人口密度の高い都市、インドのムンバイ。
一日800万人が利用する近郊電車は、あまりの乗客の多さに、事故が絶えません。
なんとムンバイだけで、一日約9人も電車事故で亡くなっているそう。
小さいころワールド・ビジョンの支援を受けたジョセフさんは、ムンバイの電車で悲しい目に遭う人を減らすため、エンジニアとして奮闘しています。
高校卒業後に故郷からムンバイへ移り、グーグルのCEOを輩出した、インド工科大学にてエンジニアを勉強。卒業後に会社を起業し、2017年に念願の電車を安全にするシステムを開発しました。
そのシステムは特許が認められ、現在ムンバイの電車にて試験的に使われています。
「もしある子どもが、夢をかなえる機会をあたえられたら、どうなるか。私がその実例です」(ジョセフさん)
チャイルド・スポンサーシップのおかげで、ジョセフさんの才能は埋もれることなく、インドの多くの人々のために、役に立ちました。
果敢に挑戦を続ける、ジョセフさんのサクセス・ストーリーをぜひご覧ください。
ジョセフさんが幼いころ、お父さんは職を失い、家族はムンバイからインド最南端のタミル・ナドゥ州に移りました。しかし物価と生活費が安くなったとはいえ、毎月の家賃の支払いで手一杯になるほど、家族の暮らしはギリギリでした。
そんな中、ジョセフさんはチャイルド・スポンサーシップに出会います。そして、寮費の支援を受けました。
「寮に移れたおかげで、勉強に集中するための環境、なにより栄養満点のご飯を手に入れることができた。家では、食べるものが足りない時もあったから」
「腹が減っては戦はできぬ」という通り、衣食住が整わなければ、どれほど素晴らしい才能も開花することはありません。
チャイルド・スポンサーシップのおかげで、ジョセフさんは生活に脅かされることなく、自分の才能をじっくり育てることができました。
高校を優秀な成績で卒業した後、ジョセフさんは単身でムンバイに移り、複数の職業を掛け持ちしながら生計を立てました。
しかし、安定した生活を手に入れたのに、何か物足りなさを感じます。
そんなある日、幼いころの思い出が彼の頭をよぎりました。
「機械工だったお父さんがよく機械の設計図を見せてくれたんだ。その幾何学的な美しさに、うっとりさせられたのを思い出した」
自分の夢を見つけた彼は、貯金を全てかき集めて、大学への進学を決意しました。電気工学の学位を取得して、国内有数の製薬会社に採用されます。社内の期待の新人として、華々しい活躍を重ねました。
しかし、ジョセフさんの挑戦はここで終わりません。
ある出来事をきっかけに、10年働いた会社を辞め、独立することを決意するのです。
決意のきっかけは、お父さんの電車事故。
闘病中だったお父さんがが電車に乗ったとき、他の乗客に押されて線路へ転落し、けがを負ってしまったのです。
電車の事故で悲しむ人を減らしたい。
そのため、ジョセフさんは会社を設立します。そこで電車が動き始めた時、危ない領域に立っている利用者にシグナルを発する、「VAISシステム」の開発に成功します。
何年間にもわたり、改良と政府への売り込みを続けます。そして遂にたゆまぬ挑戦と努力が実り、2016年にインドの鉄道省大臣の承認を得て、ムンバイの鉄道に導入されます。
「とても光栄でした。父がもし生きていたら、どれほど誇りに思ってくれたでしょう」
ジョセフさんは今や、地元の新聞やTED Talksに取り上げられるほど、社会に貢献した功労者として認められています。
しかしもし彼が幼いころ、生活に追われ、勉強に取り組めなかったとしたら。エンジニアとして成功することもなく、ムンバイの鉄道で事故に遭う人が減ることもなかったでしょう。
チャイルド・スポンサーシップは、チャイルドの無限の可能性を追求します。その子が描いたストーリーは、その子だけでなく、地域の人やスポンサーのあなたの心にも、響きわたります。
チャイルドスポンサーシップにぜひご協力ください。
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