(2021.9.22更新)
チャイルド・スポンサーシップによる地域開発プログラムに加えて、教育、保健、栄養改善、水衛生など特定の分野の課題解決を後押しするための個別事業を「特別プロジェクト」として実施しています。特別プロジェクトは、学校校舎や診療所などの建設事業と研修・啓発事業などを組み合わせて行われます。建設した施設・設備への記念プレートの設置や、事業地への視察もご相談が可能です。
①ワールド・ビジョン・ジャパンへのお問い合わせ
お電話やFAX、またはEメールで、ワールド・ビジョン・ジャパンへご連絡ください。
②ご希望のヒアリング(1カ月)
ご支援についてのご希望(国、地域、分野など)、ご支援金額などをヒアリングさせていただきます。
③特別プロジェクトのご提案(2~3カ月)
ワールド・ビジョン・ジャパンより、ヒアリングの内容や支援地域のニーズをふまえた支援事業案をご提案します。
④ご支援決定・覚書の締結(1カ月)
ご支援決定後、ワールド・ビジョン・ジャパンとの覚書を締結していただきます。
⑤ご支援金のお振込み
ご支援金をお振込みいただいた月の翌月から事業開始となります。
⑥特別プロジェクトの実施(6~12カ月)
ご支援いただく特別プロジェクトを、ワールド・ビジョン・ジャパンが責任を持って実施します。支援地域に、ご支援者のお名前をプレートの設置などで残すことも可能です。
⑦完了報告書の提出(2カ月)
特別プロジェクトの完了後、完了報告書をお送りします。支援地域を訪問し、ご支援による活動の成果をご覧になることが可能です。その場合、ご訪問費用は自己負担となりますが、ご訪問のための現地事務所との調整はワールド・ビジョン・ジャパンが行います。
事例の詳細、ご支援の方法など、ご不明点はお気軽にお問い合わせください。
お問い合わせ
マーケティング第2部 法人・特別ドナー課
TEL:03-5334-5355(平日10:00~17:00) FAX:03-5334-5359
Email:donation@worldvision.or.jp
ご支援金額:300万円
支援地域では飲用に適した安全な水を得られる家庭の割合はわずか8%(2016年)で、ほとんどの家庭が近くの溜池の水を利用していましたが、汚染されているため特に幼い子どもたちの健康に悪影響を与えていました。本事業では住民が共同で運営管理する飲料水給水システムを整備するとともに、水衛生に関する啓発活動を実施。地域内で安全な水を安価で供給できるようになり、小学校や最貧困世帯にはほぼ無償で提供されています。
支援地域では就学前教育に対する関心は高いものの、施設や教材などの学習環境が不十分なため、教育の質の確保が難しい状況でした。本事業では2村の就学前教育センターを対象に、新しい校舎の建設と備品の整備を行いました。センターで働く教員の給与の一部は、タバウン地域開発プログラムが支援する貯蓄グループ活動などを活用して、地域住民が資金調達して拠出しており、住民が主体性をもって子どもたちの教育を支えています。
ルワンダでは教育省の取り組みにより小学校の就学率が急速に改善しましたが、教室などの環境整備が追いつかず、定員をはるかに超える人数の児童が学び、教育の質が確保できず、中途退学の大きな要因の一つとなっていました。本事業では、同様の状況に陥っていた小学校で校舎・トイレの建設、備品の整備を行い、子どもたちの学習環境が大きく改善しました。
支援地域では既存の保健センターが老朽化し、毎年雨期になると3~4カ月にわたって建物が水に浸かり、時には床上浸水してしまうという過酷な状況でした。しかし、地域内でも特に経済的に貧しく、私立病院に通うことができない住民にとっては、保健センターが唯一の選択肢でした。本事業では新しい保健センター(1棟)の建設、雨水用貯水タンクの整備、保健センタースタッフに新生児蘇生法の研修を行いました。
他にもご提案可能な特別プロジェクトが多数ございます。お気軽にお問い合わせください。
バシャン郡は地震、地滑りなどの災害が頻発する地域ですが、地元住民が建設した校舎は頑丈とは言えず、災害時に倒壊する危険が常にあります。また、子どもたちや教職員、親・保護者の防災意識も不十分です。本事業では同郡の小中学校7校において、安全で快適な校舎を新築し(1校を対象)、防災教育を行います(7校を対象)。
教室数が不足している小学校に校舎を建設し、子どもたちの学習環境を改善します。