世界の6人にひとりが
極度の貧困状態で生活しています*
貧困の捉え方には、必要最低限の生活水準が満たされていない状態の「絶対的貧困」と、ある特定社会の集団の中で、大多数の標準に比べて貧しい状態の「相対的貧困」があります。
「持続可能な開発目標(SDGs)」**の中では「世界中の、あらゆる形の貧困を終わらせる」ことが17の目標の1つ目として盛り込まれています。「あらゆる形の貧困」とは、経済的な問題だけではなく、教育や就業機会を得られないこと、また、食料や水、病院、住居などの必要な物やサービスがない、あるいは受けられないことが含まれます。
*推定6人に1人、世界で3億5,600万人の子どもたちが極度の貧困状態(1日1.90米ドル未満)で暮らしている(出典:UNICEF 2020)。「1.9ドル」は発表当時の数値。2022年10月時点の極度の貧困ラインは1日2.15米ドル(出典:UNICEF 2023)。
**世界のリーダーが2015年9月の国連サミットで採択した「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に掲げられた17の目標。