2013.11.22
チャイルド・スポンサーとして、日頃より尊いご支援をいただいている皆さまに心から感謝申し上げます。フィリピンのご支援者の皆さまに、特にご連絡とご理解のお願いを申し上げます。
すでに報道等でご存知のように、11月8日(金)にフィリピン中部に上陸した猛烈な台風30号は、甚大な被害をもたらしました。国連によると、1,320万人が被災し、うち、540万人は子どもたちです。ワールド・ビジョンは、フィリピンでの活動史上最大級の緊急支援体制を整え、支援を開始しています。
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A:日本のチャイルド・スポンサーの皆さまにご支援いただいているレイテ、サマールの両地域は、今回の台風でも最も被害の大きかった地域であるため、瓦礫による陸路の分断、治安の悪化などの影響により活動が難航していました。
A:お手紙の発送は、ご遠慮いただけますようお願いいたします。
チャイルド・スポンサーの皆さまには、グリーティングカードをご準備いただく時期となっておりますが、しばらくフィリピンのチャイルド宛のお手紙の発送をご遠慮いただけますよう、ご協力をお願いします。発送いただける状況になり次第、あらためてご連絡いたします。
すでにお出しいただきましたお手紙の現地到着につきましても、現在は確認ができません。
※ワールド・ビジョン・ニュース冬号の11ページに、「フィリピンのチャイルドへの手紙のあて先が変わりました」とのご案内を載せておりますが、こちらは災害前に準備をしていたものになります。チャイルドへのお手紙は、こちらの住所にもお送りいただくことができませんので、何卒ご了承ください。
A:ワールド・ビジョン・ジャパンは、2009年にレイテ、サマール両地域でチャイルド・スポンサーシップの支援活動を開始しました。このたびの台風30号の被害により、従来から貧困が大きな問題であったこの地域はさらなる支援が必要な状況になっています。別の地域に移住をすることを決める家族もあれば、様々な事情でこの地域に残り、これから長い年月をかけて復興支援の道を歩んでいく家族もいると予想されます。ワールド・ビジョンは、そうした家族・地域の人々に寄り添って復旧・復興支援を進めていく予定です。
[2013.12.13 加筆]
皆さまからのご支援金で進めております、レイテおよびサマールの両地域では、緊急支援活動とともに、今後チャイルド・スポンサーシップによる支援活動継続のため、チャイルドや家族の状況、地域の被害状況について、調査・検討を進めてまいります。
また、12月15日からワールド・ビジョン・ジャパンの、木内スタッフを現地に派遣し、現状の確認とともに、今後の中長期的な視点に立った検討を行います。
[2013.12.27 加筆]
木内スタッフの現地レポートは、こちらからご覧いただけます。
A:フィリピンのチャイルドをご紹介している皆さまからお預かりする毎月のご支援金は、チャイルド・スポンサーシップのプログラムで実施予定だった活動のためではなく、当面フィリピンのレイテ、サマール地域の復旧・復興支援活動のために使わせていただきます。
(フィリピン以外の国のチャイルドもご支援いただいている場合、フィリピン以外の国のチャイルドに対しては、通常どおりチャイルド・スポンサーシップの支援活動のために支援金を使わせていただきます)
A:ホームページ、および郵送にて随時ご報告させていただく予定です。
なお、チャイルド・スポンサーシップの支援で一年に一度お送りしております、2014年度の「チャイルドの成長報告」は、お届けできない可能性がありますことをご了承願います。
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