(2015.4.26)
ネパールで、4月25日(土)現地時間の正午前(日本時間午後3時すぎ)、首都カトマンズ北西約80キロを震源とするマグニチュード7.8の大きな地震がありました。今も余震が続いています。報道によれば、ネパール国内だけで少なくとも876人の死者が発生。首都カトマンズは甚大な被害を受け、病院には多くの負傷者があふれています。また、被害が大きかった地域の状況把握にはまだ時間がかかっています。
ワールド・ビジョンはこの大災害への対応を開始しています。この地震による被災者数はおよそ400万人にのぼると推定し、今後、ネパール政府や他NGOと調整して緊急人道支援を本格化させる見通しです。ネパール国内のスタッフ動員に加え、災害対応を専門とするスタッフを、インドやバングラデシュ等の隣接地域から派遣できるように準備しています。すぐに必要な支援は、水、食料、緊急支援物資、仮設シェルター、子どもの保護、と想定しています。
なお、チャイルド・スポンサーシップを通して日本の皆さまにご支援いただいている西ドティ地域は、カトマンズから西へ460キロのところに位置しており、今回の地震による大きな被害はなく、チャイルドも全員無事であることを確認できています。
※緊急人道支援募金にぜひご協力ください※