2011年3月以降、13年にわたり紛争が続くシリア。「世界最大の人道危機」ともいわれるこの事態により、美しかった街は荒廃し、人々は豊かな暮らしを失いました。
マイルストーン・プロジェクトを実施するシリア北西部は、人口460万人のうち半数以上が国内避難民です。長期化する紛争から逃れ、厳しい避難生活を送るなかで厳冬期を迎えるという、すでに極限状態にあった人々の苦しみに追い打ちをかけるように、2023年2月6日に地震が発生し、甚大な被害をもたらしました。
ワールド・ビジョンは、地震発生直後に被災地での緊急人道支援を開始。一人でも多くの命を救うため、食料、燃料や暖房器具等の緊急援助物資を届け、子どもたちのケア等を実施しています。そして、より長期的に子どもたちを支えるために、学校支援事業を実施しました。
シリアの子どもたちの未来と希望を守り、「自分たちで美しい地を取り戻したい。だから勉強がしたい」という彼らの願いに応えるためには、教育が不可欠です。
紛争・地震の被害を受けた校舎を修復し、子どもたちが安心して学べる環境を整備します。これにより、遠距離の学校に子どもを通わせる家庭の経済的負担の軽減、周辺校の混雑状況の緩和につながることが期待されます。
シリア北西部に暮らすオマール君(仮名、10歳)の学校は、紛争と大地震によって破壊されてしまいましたが、マイルストーン・プロジェクトによって修復されました。「お祝いの日を待つように、工事が終わるのを待っていました」と語るオマール君の輝くような笑顔を、ぜひご覧ください。