フィリピンを直撃した台風30号の被害に対し、緊急支援を実施しています

2013.11.11

フィリピンでの活動史上、最大級の規模での緊急支援を開始しました

台風30号により破壊されたWVスタッフの家(ロクサスシティ)

11月8日(金)にフィリピン中部に上陸した猛烈な台風30号は、甚大な被害をもたらし、10日(日)時点で、400万人以上が被災したとされ、もっとも被害が大きいレイテ島では死者が10,000人以上にのぼっているという報告もあります。

ワールド・ビジョンは、フィリピンでの活動史上最大級の緊急支援体制を整え、支援を開始しています。10日(日)には、ドイツにある緊急物資備蓄倉庫から、マニラへ向けて5,000枚の毛布と、3,000枚のプラスチックシートが緊急輸送されました。本日(11日)中に到着し、家を失い避難した人が仮設シェルターを準備し、身を寄せるために使われます。

「一刻一秒を争って活動しています」とワールド・ビジョン・フィリピンの事務局長、ジョサイアス・デラ・クルスは語ります。現在最も必要とされているのは、水と衛生環境を保つこと、食糧、仮設シェルター、子どもの保護と心のケアです。

ドイツからマニラへ向けて輸送される緊急支援物資

ワールド・ビジョン・ジャパンはフィリピンのレイテ島とサマール島で、2009年からチャイルド・スポンサーシップによる支援を行っています。両地域とも、今回の台風により被害を受けており、現在状況を調査中です。

これらの地域を支援くださっているチャイルド・スポンサーの皆さまには、地域の被災状況が判明次第、随時お伝えします。(フィリピンのチャイルドとのお手紙についてはこちらをご確認ください)



※募金の受付けは終了させていただきました。
 皆さまの温かいご協力をありがとうございました。