3分でわかるインドネシア ~インドネシアって、どんな国?~

(2020.08.27)(2023.07.18更新)



インドネシア支援に関わる髙橋スタッフが解説します!

インドネシア共和国(以下、インドネシア)の基礎データ

首都:ジャカルタ
言語:インドネシア語
民族:大半がマレー系(ジャワ,スンダ等約300種族)
宗教:イスラム教86.69%、キリスト教10.72%、ヒンズー教1.74%、仏教0.77%、儒教0.03%、その他0.04%
面積:192万㎢(日本の約5倍)
人口:約2.7億人(2020年 インドネシア政府統計)

2016年からインドネシア支援に関わる髙橋スタッフが、わかりやすく解説します!

インドネシアって、どんな国?

東南アジア南部に位置し、赤道をまたぎ約18,000の島々からなる島嶼(とうしょ)国家。首都はジャカルタ。国土は日本の約5倍の広さで、人口は世界4位の約2.7億人です(日本の人口の約2倍)。総人口の5割が30歳未満という若い国(日本は26%)*。約300の種族がいる多民族国家で、公用語のインドネシア語のほか500以上の言語が話されています。

*2020年,インドネシア政府統計

ワールド・ビジョン・ジャパンでは、チャイルド・スポンサーシップにより、地図の★印のついた地域で2021年まで支援活動を行っていました。

インドネシアでのチャイルド・スポンサーシップによる活動の詳細こちら

インドネシアの位置

人々はどんな問題に直面しているの?

インドネシアの広大さを表す「サバンからメラウケまで」という言葉があります。西端のアチェ州サバンから東端のパプア州メラウケまで東西約5千kmにもおよぶ国土は多様性に富み、それゆえ地域ごとに直面する課題も異なります。

国全体では、安定した経済成長を背景に貧困率が過去20年間で半減し2020年に約9%となりましたが、貧困率にも地域差が見られます(都市部約7%、農村部約13%*)。ワールド・ビジョン・ジャパンが支援するトウナ地域(中部スラウェシ州)は、国の中でも開発が遅れているとされる東部インドネシア地域にあり、多くの人が伝統的な農業を営み、貧困率の高さ(約17%*)が問題となっています。支援地域では、近年の気候変動の影響も踏まえた農業生産・収入の向上と、貯蓄習慣の形成による家計と生活水準の改善に取り組んでいます。

*出典:インドネシア中央統計局 2019年

有機野菜栽培グループ
貯蓄グループの活動
子どもフォーラムのメンバーと地域のこどもの日の祭典に参加する髙橋スタッフ。「子どもに対する暴力防止」のポーズ
トウナ地域 トミニ湾の美しい夕日


髙橋スタッフより一言

ワールド・ビジョン・ジャパン支援事業部 開発事業第2課

髙橋 布美子(たかはし ふみこ)

ワールド・ビジョン・ジャパンが支援するトウナ地域開発プログラムは2021年9月で12年間にわたる支援活動を終えました。支援活動をきっかけに始まった有機野菜栽培グループや貯蓄グループの取り組みは、既に地域の人々の自主的な活動として定着・発展しつつあり、地域行政が継続的に住民組織をサポートする体制も整いつつあります。支援終了後も良き隣人として、トウナの子どもたちや地域社会の歩みを見守りたいと思います。

髙橋スタッフのブログ
チャイルド・スポンサーシップを通して地域を応援する
インドネシア:支援地域に暮らす子どもたちの写真と動画
トウナ地域の活動に参加している子どもたちと髙橋スタッフ

インドネシアに関するニュースとブログ

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