ワールド・ビジョン・ジャパンは、チャイルド・スポンサーを対象に地域の活動を視察し、チャイルドに会っていただける支援地訪問ツアーを、年に2~3回企画しています。
2015年3月21日(土)~3月29日(日)に17名のチャイルド・スポンサーがルワンダのキラムルジ地域開発プログラム(以下、ADP)とグウィザADPを訪問し、チャイルドとの交流やプロジェクトの視察を行いました。
2つのADPで、日本のチャイルド・スポンサーの皆さまの支援によって増設された教室、1994年のジェノサイドの被害者と加害者の和解と一致を目指す平和構築「平和の木プロジェクト」、栄養不良の子どもたちのための栄養改善プロジェクト、生計向上や栄養改善を目指した牛舎建設の視察、最も貧しく脆弱な子どもたちのために家を建てるためのレンガ作りや植樹活動に参加しました。
最終日は、アカゲラ国立公園にサファリに行きました。色々な草食動物や美しい絶景を見ることができ、改めて自然の豊かさと大切さを感じることができました。
このコミュニティでは、住む家のない子どもたちとその家族のために、住民がボランティアとして、このように家の建設に携わっています。
支援地の活動視察は、すべてとても有意義でした。このような支援がどんなに重要かということを納得させられました。また、地域の人々の喜んでいる姿に出会うと、支援する喜びが何倍にも増し加わります。ただの物の援助ではなく技術を教えて、自立できるようにするというとても有効的な支援をしていることを知り、チャイルド・スポンサーになって本当に良かったと思いました。(山田由美子さん)
スポンサーとして支援地を見てみよう、チャイルドにも会ってみたい、そうすれば満足感も得られよう。そんな思いあがった上から目線の参加意識は打ち砕かれました。チャイルドや現地の人々が互いに助け合う姿とともに、彼らの溢れる感謝の笑顔と歓迎ぶりに、愛を感じ大きな感動を受けました。現地の人々との一体感のある交流ができ、意味のある訪問になったと思います。(東山好伸さん)
チャイルドとの時間は素晴らしいものでした。私のこと、私の名前も分かっていました。目が合った瞬間の笑顔がとても良かったです。いろいろな支援がとても有益だと感じました。支援地や現地スタッフの方々はとても感謝してみえました。日本の皆さまに感謝の意を伝えてほしいと言っていました。(若尾守康さん)