ルワンダ支援地訪問ツアー報告

17名の方にご参加いただきました

ワールド・ビジョン・ジャパンは、チャイルド・スポンサーを対象に地域の活動を視察し、チャイルドに会っていただける支援地訪問ツアーを、年に2~3回企画しています。


参加者17名とWVJスタッフ。ツアーではチャイルドとの対面、支援プロジェクトの視察、
コミュニティワークへの参加、最終日は観光をしました

2015年3月21日(土)~3月29日(日)に17名のチャイルド・スポンサーがルワンダのキラムルジ地域開発プログラム(以下、ADP)とグウィザADPを訪問し、チャイルドとの交流やプロジェクトの視察を行いました。

2つのADPで、日本のチャイルド・スポンサーの皆さまの支援によって増設された教室、1994年のジェノサイドの被害者と加害者の和解と一致を目指す平和構築「平和の木プロジェクト」、栄養不良の子どもたちのための栄養改善プロジェクト、生計向上や栄養改善を目指した牛舎建設の視察、最も貧しく脆弱な子どもたちのために家を建てるためのレンガ作りや植樹活動に参加しました。

支援地域での活動を視察・参加しました


支援によって増設された教室で小学校1年生の授業の様子を視察しました。「汚い水は身体に悪い♪」という歌を歌ってくれました



1994年に起きたジェノサイド(大虐殺)の加害者と被害者が「平和の木プロジェクト」を通して、それぞれの家に木を植え、互いに和解を誓いました



栄養不良の子どもに食事を与え、お母さんたちにはここで採れる食材を使った「栄養ある食事の作り方」の講座を行っています
支援によって建てられた牛舎を視察。コミュニティの収入向上と子どもたちの栄養改善につながっています
家の建設に使用するレンガ作りを体験しました。できたレンガは住む家のない最も貧しく脆弱な子どもたちと家族のための家建設に使用されます


支援を通して野菜や果物の木を植樹しました。できた実は、子どもたちに栄養のある食事となって提供されます


最終日の観光のひととき



ルワンダとタンザニアを分ける湖が見渡せる場所でお昼を食べました


最終日は、アカゲラ国立公園にサファリに行きました。色々な草食動物や美しい絶景を見ることができ、改めて自然の豊かさと大切さを感じることができました。
ツアー中に、現地からFacebookに投稿された写真はこちら

動画で見るルワンダ支援地訪問ツアー

支援地域に住むチャイルドたちとその家族が、日本からのスポンサーへの感謝と歓迎の気持ちを表す歌と踊りを披露してくれました。

このコミュニティでは、住む家のない子どもたちとその家族のために、住民がボランティアとして、このように家の建設に携わっています。

参加者の声

支援地の活動視察は、すべてとても有意義でした。このような支援がどんなに重要かということを納得させられました。また、地域の人々の喜んでいる姿に出会うと、支援する喜びが何倍にも増し加わります。ただの物の援助ではなく技術を教えて、自立できるようにするというとても有効的な支援をしていることを知り、チャイルド・スポンサーになって本当に良かったと思いました。(山田由美子さん)




スポンサーとして支援地を見てみよう、チャイルドにも会ってみたい、そうすれば満足感も得られよう。そんな思いあがった上から目線の参加意識は打ち砕かれました。チャイルドや現地の人々が互いに助け合う姿とともに、彼らの溢れる感謝の笑顔と歓迎ぶりに、愛を感じ大きな感動を受けました。現地の人々との一体感のある交流ができ、意味のある訪問になったと思います。(東山好伸さん)




チャイルドとの時間は素晴らしいものでした。私のこと、私の名前も分かっていました。目が合った瞬間の笑顔がとても良かったです。いろいろな支援がとても有益だと感じました。支援地や現地スタッフの方々はとても感謝してみえました。日本の皆さまに感謝の意を伝えてほしいと言っていました。(若尾守康さん)