(2023.10.06)
中米の中でも危険度ナンバーワンと言われるホンジュラス。麻薬売買やギャング組織間の抗争等に起因する暴力が多く、人口当たりの殺人事件発生率が世界で最も高い国の一つとされています。
その背景にあるのは、深刻な貧困です。カリブ海近辺を通過するハリケーンにより、幾度も甚大な自然災害が発生し、そのたびにぜい弱な状況にある人々は、住まいを追われています。また就業機会が限られ、よりよい生活を求めて、「移民キャラバン」とよばれる集団で北米への移動を余儀なくされる人も多くいます。
ワールド・ビジョンは、ホンジュラスにおいて暴力等の影響下で暮らす子どもたちのための支援を行っています。9月初旬に、事業視察と今後の展開を議論するため日本のスタッフがホンジュラスへ向かいました。
事業地では厳しい現実の中で暮らすたくさんの子どもたちが、日本から来た私たちに、それぞれの壮絶な体験を語ってくれました。時には涙を流す子どもたちが、話し終えた後には、自信にあふれた最上の笑顔を見せてくれました。そのわけは一体なんなのか?
「ザ・危険な国」に暮らす人々も、日本の私たちと同じように笑って泣いて、日常生活を送っています。子どもたちに大人気のアニメやアーティストがいて、サッカーに熱狂して、主食のトルティーヤは、手ごねで作るのが一番、と食へのこだわりがあって・・・。
新人浜崎スタッフの突撃インタビューで、ホンジュラスの今、をざっくばらんに報告いたします。
インスタライブ中のコメント書き込みで質問いただけるのに加え、事前にSNSを通して神田スタッフ・佐野スタッフ・松尾スタッフへの質問を受け付けています!
日時:2023年10月19日(木)19:00~19:30(20:00まで延長の可能性あり)
内容:「ザ・危険な国」ホンジュラスでの出張のご報告をします。
※インタビュー形式。皆さまからのQAタイムも予定しています。
場所:オンライン
参加費:無料(通信にかかる費用はご負担ください)
参加方法:Instagramのワールド・ビジョン・ジャパンのアカウント(@worldvisionjapan
※本イベントの録画動画を配信後にYouTubeからご覧いただくことができます。
今後、ほかのスタッフへのインタビューも実施していく予定ですので、どうぞご期待ください!
スピーカー:神田 聖光 支援事業部 プログラム・コーディネーター
東京外国語大学スペイン語学科卒。中米メキシコのMUFG Bank (Treasury & Market)にて勤務、並びに現地ホームレス支援NGO Mijesに従事した後、米ノートルダム大学Keough School of Global Affairsにて開発学修士課程修了。南米チリの教育系NGO (Enseña Chile) にて、Graduate consultantとして学校改善プロジェクト実施後、外務省国際協力局開発協力総括課にて勤務。2021年3月にワールド・ビジョン・ジャパン入団。支援事業部にて、複数国の緊急人道支援や開発支援の事業管理を担当。
スピーカー:佐野 友紀 マーケティング第1部 新規ファンドレイジング課
東京外国語大学スペイン語学科卒。学生時代にインターン等として中南米の国々を訪れ、人々の温かさや文化の豊かさ、そして貧困や暴力などの厳しい現実を知る。中米グアテマラの貧困問題に養鶏を通じて取り組む民間企業で勤務した後、2022年2月にワールド・ビジョン・ジャパン入団。新規ファンドレイジング課にて、多くの日本の方に、世界の子どもたちに心を寄せていただき、支援に参加いただくための発信を担っている。
スピーカー:松尾 朋美 マーケティング第2部サービス開発課
幼少期を過ごした中米ホンジュラスで、同年代の子どもたちの貧困(物乞いや靴磨きをする様子)を目の当たりにしたことが、途上国支援への強い関心を持つきっかけとなる。上智大学イスパニア語学科卒業後、通信系の民間企業を経て、在東京アルゼンチン大使館で情報発信等に従事。その後、途上国や難民支援の国際NGOでの勤務を経て、2018年にワールド・ビジョン・ジャパンに入団。サービス開発課で、オンラインイベントの企画や、募金施策の立案・実装を担当。
聞き手:浜崎 直樹 マーケティング第1部
マレーシアAsia Pacific Universityから英国Staffordshire University へ編入しプロダクトデザイン科を卒業。卒業後は日本でアプリやウェブのデザイン、企業のブランディングデザインに従事した。2023年5月にワールド・ビジョン・ジャパン入団。マーケティング第1部ソーシャルリレーションチームにてデジタルコンテンツ関連を担当。