(2020.03.31)
ワールド・ビジョンはすでに都市部のスラムや難民キャンプの現場において、受入国政府とともにウイルスの拡散を防止し、最も弱い立場の人々を襲う「見えない被害」を防ぐための活動を始めています。ワールド・ビジョンの支援チームが最前線に立ち、予防のための衛生キットや高品質のマスク、消毒液などを導入し、啓発・研修を実施しています。
「以前にも増して、弱い立場にある子どもたちとその家族をCOVID-19がもたらす壊滅的な被害から守ることに、ワールド・ビジョンは注力していきます。
多くの受入国が外国人(ワールド・ビジョンのスタッフも含む)の入国を制限しているなか、コミュニティで指導的役割を担う宗教リーダーや受入国の行政と連携を強めています。衛生習慣に関する教育などを強化するのに加え、誤った情報の拡散を抑止し、最も弱い立場にある人々への支援を促していきます 」
ワールド・ビジョンは国際社会に対し、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策のための資金を、子どもたちの保護、難民・国内避難民のために優先的に拠出することを呼びかけます。
加えて以下を呼びかけます。
ワールド・ビジョンは、パンデミック(世界的流行)が加速し、対応するために様々な措置がとられている状況にあって、新しい手法を取り入れながら活動を続けなければなりません。このような困難な状況にあっても、我々は難民・国内避難民(この中でも特に子どもたちとその家族)を保護するために、努力と熱意をもって活動を続けていきます。
あらためて、国際社会が団結してこうした状況にある子どもたちを感染と感染症が及ぼす影響から守ることの重要性を、世界の指導者たちと政府に訴えます」
特定非営利活動法人ワールド・ビジョン・ジャパン
広報担当 市山志保
【電話】03-5334-5356【FAX】03-5334-5359【Email】shiho_ichiyama@worldvision.or.jp